制御盤のトラブル

機械・ライン・自動装置が止まってしまった~制御盤トラブル~

精密機械である制御盤の耐久性は、およそ20年と考えられています。日本の工場で制御盤による省力化・自動化が普及したのは今から約20年前の1990年代。つまり、その頃に自動化への転換を実現した工場においては多くの制御盤がそろそろ寿命を迎えつつある状態に差しかかっており、故障などのトラブルを起こしやすくなっています。

制御盤トラブルについて

制御盤は電気信号で動いているため、物理的な部品のすり減りのように“目に見えてわかる劣化”はほとんどありません。しかし、使用頻度が高くなるにつれて装置自体に電気的な負荷がかかり、次第に劣化していきます。もちろん、物理的な損傷が確認できる場合は無理に運用するべきでなく、トラブルを引き起こしていないかを早急に点検する必要があるでしょう。

制御盤の不具合を放置すると……

制御盤を組み込んだ機械や装置を使っている企業様の中には、メンテナンスが十分に行われないまま運用を続け、トラブルが発生して制御盤が機能しなくなってからお困りのご連絡をいただくことがあります。

機械や自動装置が動かなくなったり誤作動を起こしたりすると、生産ラインがストップするだけでなく、重大な事故を招かないともいいきれません。大きな工場になると1ラインが1日ストップするだけで数千万円規模の損害が出るとも言われており、制御盤のトラブルはその会社の命運すら左右するといってもよいでしょう。そのため、大規模工場や大手企業では、毎年予算を確保して制御盤のメンテナンスに力を入れています。

制御盤トラブルは、事態が深刻であればあるほど復旧にも時間がかかり、それだけコストもかかります。もちろん、その間の機会喪失にもつながるでしょう。できれば、トラブルが発生する前にできる限りの対策を行っておくことをおすすめします。

トラブルが起こる前に「メンテナンス」でリスク回避

制御盤トラブル大半は、「メンテナンス」で回避することができます。最善策として考えられるのは、制御盤やその中のPLC・シーケンサー、電気工事などに深い知識と技術を持つ専門業者による点検を定期的に受けること。予算的に大がかりな定期点検を実施できない場合は、日頃から自社でできるメンテナンスを続けることをおすすめします。

【自社で取り組める制御盤のメンテナンス】

バッテリー交換 掃除
1ヶ月に一度のペースでバッテリーの状態を確認しましょう。バッテリー交換ランプがある制御盤がほとんどですので、日々の運用で忘れずにチェックを。 ホコリや汚れは精密機械である制御盤の大敵です。工場内で排出される粉塵や外気を舞うホコリなどはこまめな掃除でいつもキレイに落としておきましょう。
排熱 バックアップ
制御盤に熱がこもると故障の原因となります。すべての制御盤にはファンやクーラーによる排熱対策が施されているはず。盤内温度とともに、排熱装置が正常に動いているかの確認を怠らないようにしましょう。 制御盤にトラブルが起こった場合にすぐ対策を講じられるよう、パラメーターやソフトウェア、設計図面などのバックアップをきちんと取っておきましょう。バックアップがトラブル解決までの時間やコストを左右します。
メンテナンスの注意点

制御盤、PLC・シーケンサーなどは10年ほどのスパンでモデルチェンジが行われており、廃盤になると部品やバッテリー、PLCパラメーターなどを入手するのが困難になります。モデルチェンジには迅速に対応すると同時に、必要に応じて予備パーツを確保しておくことも重要。また、ファンやクーラー、フィルターなど劣化・消耗が起こりやすい部品は、1~2年ごとにオーバーホールが必要となりますので覚えておきましょう。

制御盤のことはトータルでお任せください

横浜市鶴見区のSTSエンジニアリングでは、制御盤をはじめとする各種装置の点検・診断・メンテナンスから修理・改修まで手がけており、全国の企業様のご相談に対応可能です。豊富な経験と知識から、どのような状況にも柔軟に対応いたします。制御盤に関するトラブルやメンテナンスのことは、お気軽にご連絡ください。分電盤(高圧盤)の製作も承ります。

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